今日は、雨の中、京都で家探し。一応、送ってもらったものの中から目星を付けておいたのを中心に、3軒の部屋を見て回る。最初のはボロボロ。最後のはどうしようもなくダサい。そんな訳であっさりと2軒目に決める。ま、一生住む訳でもないし、職場に近ければ何でもいいや!というつもりで。
余談だけど、今日行った不動産屋さんの担当者は、今まで出会った様々な「店員さん」の中でも群を抜いて美しかった。こんなところにダイヤの原石が…!という感じ。さすがに、写真を撮らせてもらうだけの勇気は持ち合わせておりませんが…。
今日は、仕事終わりで京都から神戸まで移動し、仕事でお世話になった家族と打ち上げ。楽しかったけど、明日から、連日連夜、飲み会続きなんだよなぁ。
それでも、相談に乗ってくれる仲間や、この個展を見に来てくれる人、そして本屋さんで写真集を手に取ってくれる人の期待を裏切らないものを作らなくてはいけない。僕と編集者、コンセプトについての意見は一致しているので、あとはそれを「どう見せるか?」ということを摺り合わせていく作業。まー、とにかく頑張ろう。
今日も、沢山のお客さんが会場にくれた。とても残念だけど、撤収についての打ち合わせをして、新宿を去る。今、ここにある素晴らしい空間が無くなってしまうのは、悲しいなぁー。
メールの報告によると、連日、120人くらいのお客さんが来てくれているらしい。実際に会場に行って、直接お礼をいいたい位。写真集を買ってくれる人もいるらしい。
今日の最終で大阪に戻るつもりだったが、急な仕事が入って深夜までバタバタ。結局、世田谷に帰るのも大変なので、銀座の安っぽい変なホテルに泊まることにする。
個展初日の幕が開く。いつもそうだけど、特に何かある訳でもなく、淡々と幕が開く。ニコンサロンだけあって、午前中は年齢層が高め。「理解してもらえるだろうか?」もしくは「伝わるだろうか?」そんな事を思いながら会場に立つ。
千葉テレビの取材を受ける。たまたまディレクターが同級生だった、ということもあるんだけど、夜のニュースで扱ってくれるらしい。しかも、VTR尺は7分くらい、とのこと。作品を前に、友人からのインタビューに答えるのは何だか変な感じ。 いつもはインタビューをする側の立場なので、思わず編集のこととかを考えて答えてしまう。写真を始めたきっかけ、伝えたいこと、今回の写真の意味、等々。一体、どんな風に放送されるのか、楽しみ。(…ていうか、若干怖い)
来場者数は100前後とまずまず。さすが、ニコンは集客力がありますねー。
午後4時、会場に乗り込んでさっそく設営開始。マットに写真を張り、カシマから届いた巨大アクリルパネルの梱包を解く。お世話になっているシグマラボのF氏も飛び入り参加。プロの手を煩わせて申し訳ない!
写真を貼ったマットを額に入れる。それを壁沿いに並べる。アクリルパネルも並べる。そうして、全体像が見えてくる。僕の頭の中にだけ存在した世界が、具現化していく。どの位の目線に配置するか、写真と写真の間の距離は?全ての要素が組合わさって会場が作られる。 個展をするのは5回目だけど、ココまで細部に気を配ったのは初めて(…それも問題だが)。最後、照明の調整が終わったのは午後8時をまわっていた。
終了後、手伝ってくれた2人にごちそうを、と、何を思ったのかパークハイアットへ。汚い格好でニューヨークグリル。個展の成功を祈って。
なかなかまとまらない荷作りをして、夕方の東京へ。蒲田へ行ったり、川崎のしゃぶしゃぶ屋さんに行ったりと、あんまり写真と関係ないことをして過ごす。夜、例によって東京で家探しの旅。あれもいいな、これもいいな、とグルグル見て回る。今回の展示作品はかなりデカいし、倉庫みたいな部屋があるといいんだけど…、と、無茶な希望を抱く。
昨日のところでも書いたベスランを撮った作品が、今月末発売のアサヒカメラ7月号にも載せてもらえることになって、「色校」が送られてくる。プレイスMで焼いてもらった作品は、透明感があっていい感じ。昨年の10月号に続いての登場なので、ありがたい限り。「取材ノート」の文章も気合い入れて書いたので、20日の発売が楽しみです。
この賞は、写真の賞という意味ではちょっと亜流、というか、同じ新風舎であれば「平間至賞」という賞の方がメジャーです。ただ、タイミング的に間にあわなかったのでコチラに応募したところ、メデタク受賞となった訳です。そして、この賞のエライところは…
作品が出版されます!これはスゴイ!昨年、多額のお金をかけて出版した自分の写真集ですが、早くも第二弾の写真集となる訳です。今回のテーマは2004年9月に起きた「ベスラン学校占拠事件」。その現場を昨年11月に訪れて撮影してきた写真です。あの悲劇のその後の様子を捉えた作品で、僕の目指す「ジャーナリズムとアートの境界線」を踏まえた本になるように、作業がすすんでいます。
賞というのは、獲れば獲るほど、写真展をやったり原稿をまとめたりという仕事が増えるものですが、うれしい悲鳴をあげながら、これからも写真道に邁進していくのです…。