今でこそ、背の高いビルに囲まれているけど、100年前、1000年前には技術の粋を尽くした神の行進にも等しかったことだと思う。
巡行は男たちの手で行なわれるが、その主役、生稚児(いきちご)の家族の人達が、鉾に付き添って着物姿で歩いていた。そのたたずまいが、「京都!」という感じがすごくする。番傘をさして、人々が通れないところを特別待遇でしずしずと歩く姿…。(悪い意味ではないです)すごくいい感じでした。
そんな訳で、朝からずぶ濡れの一日でありました。一連の祇園祭は、今月末までつづくそうです…。
写真は綾傘鉾。2つのでっかい傘が特徴の珍しい鉾です。17日の山鉾巡行には32基の山と鉾が京都を練り歩くのだけれど、この32基が、それぞれ個性があって面白い。僕が子供の頃、これを知っていたら、間違いなく32基全部のミニチュアを集めたことだろう…。
写真集の準備がかなりの佳境(いつもそんな事書いているけど)に入っていて、昨日の夜から今朝にかけて、ずっとデータを作っていた。あーでもない、こーでもない、とやって、データが完成したのが朝の5時くらい。今までだったら、それをインターネットで送って…という感じでいけたんだけど、引っ越ししたばかりでネットもロクに繋がっていない。 そんな訳で、早朝のKINKO'Sに駆け込んだのだ。KINKO'Sは、MacのOSがいつまで経ってもOS9だったりと、使いにくいのだけれど、ネットだけは早いので、何とか目的を達することができた。 家からKINKO'Sまでは、道を塞いで沢山の鉾が立っている。これぞ京都!という街を自転車で走るのは気持ちいい。
しかし、そんな思いをあっさりと片付けるように、引っ越し屋さんの手際はすごかった。今回は、荷作りを全てやってくれるというプラン。引っ越し当日の朝まで、僕は一切の準備をせずにきた。朝9時にやってきたお兄さん、お姉さん部隊。来るなり楽し気に荷作りを始める。 普通、引っ越しだと、あれを残そうとかあれは捨てようとか色々考えるものであるが、それが作業を遅れさせる原因となる。そんなことは百も承知なのか、この引っ越し屋さんは、とにかく有無を言わさず、とりあえず梱包する。使いかけの洗剤も調味料も石けんも綺麗に梱包。いるものもいらないものも、テキパキ梱包。 気付くと夕方には部屋は空っぽになり、去年、不動産屋さんと見学に来たときと同じような状態になっていた。明日まで、荷物はトラックの中なので、今日は仕方なく、京都のホテルに泊まることにする。さらば、大阪。また住むことは…あるのかなぁ…。。。