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31.Jul.Tue
【さやうなら】
挙のバタバタが終わって比較的平穏な一日。今日をもって、京都での仕事が終了となる。わずか1年ちょっとの任期だったけど、色んなことがありました。やり残したことなども多いですが、仕方が無い。居心地の良い職場というのは、たいてい、すぐに変えられてしまうものなのだ。

場でケーキを食べて、焼肉行って、居酒屋行って…。寂しいけれど、まだまだ京都には住み続けるから、これからは自分の目線で京都を取材していけばいいのかな、とも思います。お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

30.Jul.Mon
【そして結果は】
挙の翌日というのは、大体の人が「選挙が終わったからって気を抜いてませんよ」というアピールもあって、街頭に立つ。昨日、深夜まで仕事をしていた選挙担当者達は、そのまま各地へ飛び、当選者たちのその後を追う。てなわけで、朝から京都の街頭へ。

もあれ、自民党が歴史的大敗をし、民主党が参議院第1党となった。衆院解散総選挙の話もまことしやかに語られている。あー、また選挙になるのか…と考えると大変に憂鬱ではあるけれど、ともかく大人しく推移を見守るしかない。9月にとろうと思っていた長期休みは先送りに…。

沢代表もよくわかっているように、今回の選挙で、民主党は何が良かったという訳ではない。ただ、自民党が「バンソウコウ王子」の爆笑会見などで自爆してくれただけだ。 しかも、安倍首相続投でますます政権の求心力が低迷。圧倒的に自民党の一人ゴケでしかなかった。
果たしてこれからどうなりますやら。あーあ…。

29.Jul.Sun
【参院選投開票】
ないだスタジオボイスに書いた文章。

「たかだか60年間戦争がないだけで、これが永遠に続くと思うのは、残念だけど間違えだ。何よりもなず、政治は決して「優しくない」ってこと。平和や正義をうたうのは、自民党もハマスも同じ。その目的のためなら、僕たちの生活や幸福なんて、大して意味はないのだ。ハチマキとタスキと優しい言葉の下らないパフォーマンス合戦に騙されていると、いつか「戦後」は「戦前」と呼ばれるようになるだろう。 菱田雄介  」

日は参議院選挙の投票日、ということで、朝から投票へ。丸川珠代さんじゃないけど、報道する側が選挙に行かない、というのはあまりシャレにならないので、投票は必ず行くようにしている。(当たり前のことではあるが)
前の番組で一緒に仕事をしていた人とか、友達の弟さんとかが出馬していて、なかなか悩ましい。知り合いだからという訳ではなく、将来のために、ということを考えて投票。(2人とも当選はできなかったけれど…)

後から出勤して、そのまま夜中までひたすら票数を睨んでバタバタバタと過ごす。投票箱が開く20時までに、どこまでの情勢を読み取ることができるか?その後の開票結果をどう分析するか?という、極めて現実的な作業。ここには政策も理念もなく、組織票と浮動票の組み合わせが鍵を握る。各局、競うように鳴らし合う当確のピンポン。そして、2年前とは正反対の結果が国民によって示されたのでありました。

28.Jul.Sat
【選挙戦最終日】
撲の15日間もあっという間だけど、選挙の17日間も、始まってしまえばアッという間だ。今日は選挙戦最終日。全国ニュースでは丸川珠代やら横峯さくらの父親なんかの選挙戦をやっているけど、京都は京都で各陣営を取材しなくてはならない。

都選挙区は定数2で、民主、自民、共産ともう1人が出馬。「年金問題」風もあり、民主党が圧倒的な強さを誇っている。自民党は、逆風の上に基盤がガタガタ。京都では比較的強い共産党が、自民党を追い落とすのか?というのが今回の見所となる。イクを持っての演説は今日の夜8時まで。夕方にかけて、各候補は「最後のお願い」を思いっきりやって選挙戦を終える。相撲の千秋楽みたいな緊張感と開放感があるので、選挙戦最終日の取材は結構好き。

かし、それでも足を止めて話を聞くのは、職場なんかの動員がかかって聞きに来た人がほとんど。多くの人は耳を塞ぎ、迷惑そうに横目で見ながら通り過ぎて行く。北風と太陽じゃないけれど、声を張り上げれば張り上げるほど、聞く側は耳を閉ざす。自分たちの国の将来を考えて、その代表を選ぶ、ということが、こんな風に行われちゃっていいんだろうか??

24.Jul.Tue
【梅雨明け】
リジリと暑いなぁ、と思っていたら、梅雨が明けていた。取材の合間にほんのちょっとだけ足を伸ばして鴨川へ。スーツ着てネクタイ締めてても、デジタル一眼はカバンに入っているので、三条大橋の上からパシャパシャと撮る。空が綺麗な水色で、雲が上品なグラデーションを作っていて、その下を忙しく過ぎるタクシーは、ギラギラの太陽を照り返してもっとギラギラしていた。そんな2007年の京都の梅雨明け。

ーん、と伸びをして、京都で取材できるのもあと僅かだなぁと思ったりして、再び選挙事務所まわりに戻るのでした…。
22.Jul.Sun
【金平糖】
京都にいるんだから、という訳で「京都らしさ」を求めてやって来たのは「緑寿庵清水」。京大の裏手、今出川鞠小路下ルにあるこのお店は日本で唯一の金平糖屋さんで、『美味しんぼ』にも登場、黒田さんとサーヤの披露宴の引き出物にも使われたとして有名なのだ。

わゆる普通のコンペイトウというのはなくて、大体○○味というのがついていて、1パックで500円くらい。イチゴ味とかメロン味とか、そんなやつ。そいでもって、このお店は季節ごとにスペシャルな金平糖を作っていて、これが予約しないと手に入らないようなシロモノなのだ。
今は、「マンゴーの金平糖」が売りのようで、「マンゴー一個が凝縮されているようだと評判です」という売り文句に乗せられて購入。これ、右下の写真のが2つ入って3680円!京都を味わうのもお金がかかるのだ…。

して、口にした運命の一粒は…。確かにマンゴーそのものでありました。高いけど。おすすめは珈琲味。珈琲があまり好きではない僕でも、この香りは素晴らしいと思いました。実は伊勢丹なんかでも売ってるらしいので、お土産には最高だと思います!

21.Jul.Sat
【写真教室ラスト】
一回の大判写真教室。前にも書いたけど、お爺さんの集まりで、ほとんど教室の体をなしていないのが玉にキズ。初日の実技のときに大判写真の基本的な使い方は把握したし、アオリとかを本格的にやろうとは思っていないので、もういいかな、とは思うんだけど今日がラスト講義なので出席してみた。

「今日はフィルムの話…」と話しだす先生。「皆さんご存知のとおり、フィルムには白黒とカラーがありまして、カラーにはネガとポジがあるんだけど…」と始まって、「白黒といえばアンセルアダムスですが、アダムスが生涯撮影したのがヨセミテ国立公園ですが、私は何度もここで撮影してまして、素晴らしい撮影スポットがあるんですよ…」と、授業は3分もしない間に脱線。
「どこだっけね、あの一方通行の道があって…」と、ひたすらどうでも良い話が続く。
教える側のゴールもなければ聞く側の目標もない、何ともダラダラした話が2時間つづき、結局定刻を迎えたときに席を立った。

は独学でやった方が良いと思う。瀧本幹也の写真集眺めていた方が、大判カメラのことがずっとよくわかる。明日は撮影会と修了式。修了証書も渡されるそうだけど…。行かないだろうな。

17.Jul.Tue
【祇園祭】
とんど眠れぬまま大阪で朝を迎え、山鉾巡行のスタートである「注連縄切り」や「辻回し」を見ることはできなかった。しかも、あちこちの交通が規制されているため、三条京阪から烏丸通りまで時に人ごみを縫いながら歩いて帰る。

本中が大変な災害に見舞われている中、悪霊を鎮めるための「山鉾巡行」は、午後にかけて、市内をゆっくりと進む。今日は、ある鉾町の人に話を聞いた。

の、それも鉾町の人にとって、祇園祭は大きな誇りでもあるし、また、大きな負担でもある。祭りにかかる莫大な費用、長い人で一ヶ月も仕事を休まないとできない忙しさ、伝統を継承していかなくてはならない厳しさ。時代の流れの中で、「町」というもののあり方が変わって行く中で、「祭り」だけを変わらず維持することは、外部の人が思う以上に難しいのだ。
そんな苦労が100年も1000年も繰り返されて、今日の祭りがある。これから100年後、1000年後、祇園祭は維持されていくんだろうなぁ。

16.Jul.Mon
【宵山】
風が去ったというのにすっきりしないお天気。ようやく東の海上に抜けるなぁ、と思った矢先に目に入った地震速報に驚く。「震度6強」!!。またしても新潟で大地震が起きてしまった。テレビがどんどん特番体制になっていく。自分たちも、いつ現場に行くことになるかわからないので、被害状況などを注意してみる。

地の人が電話インタビューの中で、「近くの人が、原発から煙が上がっているのを見たと言っている」なんて話しているのを聞いて、僕は「とんでもない噂話だなぁ、本気にしたらどうすんだろ」なんて言っていたら、隣のチャンネルのヘリコの空撮は、まぎれも無く原発から黒い煙が上がる姿を映し出していた。
当に幸いなことに、人体に影響を与えるほどの放射能漏れはなかった訳だけれど、一歩間違えば、もう少し地盤がずれていたら…と思うと、言葉を失う。当たり前のような日常は、ある一瞬を境に遠く過去のものとなってしまう、ということを改めて思った。線路が埋まり、道路が寸断され、家が押しつぶされる。台風のあとで、地盤も緩んでいる。死亡者の数も7人、8人…と増えて行く。

んなニュースに触れたあと、夕方の街に出ると、街はお祭り真っ盛り。ようやく雨が上がり、歩行者天国となった都大路に人が溢れる。今日は宵山。新潟から伝えられるリポートと、目の前の華やぎに戸惑いつつ、徹夜勤務のために京都を離れた。その夜は、地震速報と大雨洪水警報の一夜だった。

15.Jul.Sun
【宵々山】
州に大きな被害をもたらした台風4号が、昨夜から今朝にかけて近畿を直撃。何か災害が起きたことに備えて今日は朝から会社に行っていたのだけれど、幸いなことに京都、滋賀では特に大きなものはなく、昼すぎには終了し、あちこちに山や鉾が建てられた鉾町を過ぎて帰る。

園祭自体は七月いっぱい開かれているんだけど、特にそのクライマックスは17日の「山鉾巡行」。その前日を「宵山」、その前々日を「宵々山」、前々々日を「宵々々山」という。なんか、そのストレートな響きが可愛くて良いと思う。特に、「ヨイヨイヤマ」というのがいい感じで、今日がその宵々山でした。

年は、宵々々〜宵山までが三連休ということで、ものすごい人出が予想されていたんだけど、台風の影響で、かなり出足が鈍っているらしい。まぁ、それでも道は人で埋まり、歩くのさえ困難!この人ごみを歩くのが、お祭りらしくて良いんですけどね。

12.Jul.Wed
【鉾建て】
都の夏の風物詩祇園祭の…と、ステレオタイプなフレーズで紹介される「山鉾巡行」を控え、市内各所では鉾を組み立てる「鉾建て」が始まった。最近、雨模様なので去年の二の舞かと心配だけど、1000年の伝統を誇るお祭りは、雨をものともせずに、着々と進行している。

や道自体をドーンとつぶして、各鉾町で山や鉾が建てられる。うちから会社に行く途中には、いくつもの山が建てられていて、これが千年も繰り返されてきたんだなぁ、と思いながら通勤。これはなかなか贅沢な通勤路だ。32基の山や鉾にはそれぞれにユニークな由来があって、そういうのを考えながら廻れたら楽しいんだろうけど、今年もそうした余裕は無さそう。長刀鉾を横目に、選挙事務所へと急ぐのでした…。(今日、参議院選挙の公示でした!)
7.Jul.Sat
【結婚式!】
木曜、金曜と、ほとんど睡眠をとることなく何をしていたかというと、結婚式ビデオを作っておりました。今回は支局でお世話になっているスタッフさんの結婚式。斉藤和義の「ウェディングソング」に感動した僕が、これを軸にスライドショーを作りたい!といったのがきっかけでVTRを作ることとなり、結局、インタビューしたり写真を大量にスキャニングしたりして、総尺10分の大作となってしまったのです。

曜の夜はほとんど下準備に追われて作業が進まず、金曜日はナレーションを一気に固めて、親切なアナウンサーに丸投げして音声撮り。前夜も寝ていないだけに、何度も落ちかける。それでも、ここで落とす訳にはいかん!と、気を振り絞って作業に没頭。白完パケできたのが朝6時。テロップ入れて、DVDに焼いて、なんだかんだで完成したのが8時半!式場に付いたのが9時半すぎで、結婚式にギリギリ間に合う。

かも、今日は新婦側の主賓みたいな挨拶もあり、相手方が銀行の支店長さんで、結婚生活の秘訣なんかを話しているのに対し、こちらは結婚生活のケの字もわからず、かなりダラりとした挨拶。まぁ、あとで流したVTRで帳尻はあったかな…と。

06.Jul.Fri
【STUDIO VOICE】
日発売の「STUDIO VOICE」8月号(「政治を考える!」特集)に、写真と文章を載せて頂いてます。「クリエイターたちの“政治についてひとこと”」というコーナーで、吉永マサユキさんや宇川直宏さんやECDさんらと共に、政治というものについて、思うところを書かせてもらってます。

れと、写真も2枚載せてもらっていて、上海の廃墟にたたずむ少年と、フセインの顔写真の付いた教科書をもって微笑む少年の写真。STUDIO VOICEに見開きで写真掲載してもらえるとは思っていなかったので、書店で見て感激しました。よろしかったらご覧下さい。

04.Jul.Wed
【また異動…】
ょっと前から聞いてはいたんだけど、仕事の担当が京都支局から大阪のアルトコロに変更になる、という発表があった。京都に来てまだ1年。やり残したこと、やりたかった事も盛り沢山だし、何より「京都愛」のような芽生えていただけに、残念な気持ち。次の場所の責任も重いけど、この広い京都&滋賀をエリアに動き回れる日々は、今思えば辛く楽しい日々だったなぁ、としみじみ。

もが持っている「京都」のイメージ。JR東海のCMのような、清潔で凛として、どこかモダンなイメージの京都を、僕はこの1年間で見つけられていない。それは、事件や社会問題中心の仕事が多く、文化的なものはあまり重視できなかったこともあるんだと思うけど、これからは、仕事を離れた形で「京都」を捕らえ直せればいいな、と思っている。

はいえ、今月いっぱいは京都勤務だし、来月以降も京都には住み続けるので、まだまだ京都ライフは続くのですが…。

02.Jul.Tue
【伏見殺人事件】
前中はゆっくりしよう…なんて思っていたら、伏見では大変なことが起こっていた。かかってきた電話の内容は「伏見で子供が3人殺された」。すぐさま会社に行ってスーツに着替えて現場に行って…。あとはバタバタと一日が過ぎる。夕方のニュースで全国中継。心中目的で父親が中学生から高校生の子供3人を手にかけたのはわかるが、動機が全く判然としない。

れにしても、睡眠薬で眠らされたまま殺害された3人のことを思うと、言葉も無い。つい昨日の今頃は、何の不安も感じずに生活をしていただろうに。今、自宅の前には非常線が張られ、その向こうをマスコミのカメラが取り巻いている。この事件の背景にある「動機」は、決して一言では言えない何かがあるのではないか、そんな気がする。

そうしてそのまま、徹夜。深夜、父親に逮捕状が出された。

01.Jul.Sun
【結婚の撮影】
結婚する同僚の花嫁&花婿姿の撮影会。結婚式当日だと落ち着いて写真撮ったりできないから、事前にドレス姿を撮影しよう!という試み。本来だったらホテル専属のカメラマンがやるところだけれど、敢えて僕を指名してくれたのだ。
ペンタ67をメインに、ウッドマン45を勝負カメラにし、F100とD50で保険をかける、という体制でガラガラとホテルへ。こういう撮影は慣れてないので、どうしても装備が大袈裟になってしまう。しかも、途中でどうしても三脚が欲しくなり、ヨドバシででっかい三脚買ったもんだから荷物が重い重い!

影は6時間に及び、その間、ほとんどを露出はかってシャッター切って、フィルム変えて、場所変えて…。プロの“カメラマン”は本当に大変だなぁ〜と思いました。やっぱ、こういう撮影は場数と経験(同じか)。フラッシュ使った撮影とか慣れていないので本当に往生しました。
狙いは、交差点とか串カツ屋とか、普通ありえないようなシチュエーションにウェディングドレス姿の花嫁(美人)を置いて撮影することだったんだけど、色んな都合や天候もあって、実現できず。ただ、何かのイベントで集まった人々に囲まれて野外で撮ったショットはなかなか面白かったかも。

して何といっても、生まれて初めての45版の撮影。45(しのご)というのは、大判カメラというやつで、蛇腹が付いている、昔の写真館にあるようなカメラのことで、昔の写真屋さんのように、頭から布を被ってピントを合わせる。一枚一枚、とても手間がかかるんだけど、フィルムの大きさがハンパなく大きいので、その分、画像は細かくなるのだ。その日に買ったカメラで、今までまともにシャッターを切ったことのないカメラで撮影。まぁ、追い込まれないと技術は磨かれないので、良い経験となりました!

、まともに撮れているか、ものすごいプレッシャーであります!